福井県大野市|九頭竜川支流

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2010.07.12-13 福井県大野市 打波川

渓流釣り木曽川

福井の川へ

ヤマトイワナ鳩ヶ湯温泉 ひょんな事から、福井県に出掛けることとなり、ついでと言えば嘘になりかねない予定を立てて、九頭竜川の支流に出掛けて来ました。九頭竜川水系では、言わずとしれた有名河川の石徹白川は、あまり気が進まないので、ちょっとホームページで見かけた打波川へ。山深い一軒家の鳩ヶ湯温泉に惹かれ、宿泊の予約を入れました。あまり福井県の川の事も知らず、出掛けてしまってものの、打波川は石徹白川に負けず劣らずの有名河川だった事は、先程知りました・・・

 先週末から西日本は記録的とも思える豪雨。どこの川を見ても茶色、今にも氾濫しそうな勢いです。林道を上流に進み、とりあえず鳩ヶ湯温泉に行ければと進んでみれば、目の前には土砂崩れ・・・ 携帯電話はもちろん圏外。電波の入る国道近くの集落まで戻り、時間をつぶしていると、程なく工事関係の車が進んで行くではありませんか。行ってみれば、すっかり片付けられていました。あまりの対応の早さにビックリですが、発電関係の施設を維持する為の工事が多いので道路を塞ぐ土砂程度では、大した事は無い様な感じでした。

イワナ 本流筋は当然ながら近づくことすら出来ず、林道の終点まで到着。大型の砂防堰堤の多さにはビックリです。この状況で釣りをすれば、ニュースになりかねないし、釣れる訳も無く・・・ でも普段は見過ごす様な流れ込みや、枝沢に渓魚は潜んでいました。こんな場所で!?とビックリする場所でイワナと出会えました。こういった悪天候の時は普段では絶対に釣り人が竿を出す事なのない場所で釣れるんですね。もちろん福井県まで来て、15cmのイワナを釣って喜んでいては、笑われそうですが・・・ でも渓魚と出会えると、やはり嬉しいものです。

打波川支流 支流を見て回ると、あまり濁流になっていない川もあり、堰堤手前の深場を道路から8mの竿で狙ってみれば、程なくアタリ。大物なら取込みをどうしようと後悔をする状況で、水面に見えた魚体は22cmのイワナ、そのまま引き抜き、持ち帰らせて頂く事にしました。気分良く移動を開始すると後輪から嫌な振動が・・・そうパンク。何十回と林道を走り続けパンクなど経験の無かったレガシー。天候の悪さと運の悪さに気分が滅入るかと思うも、さっさとスペアに変えて出発!但し帰りの高速をスペアで走るのは怖いので、大野市まで慌てて戻りタイヤを交換して来ました。その後、鳩ヶ湯温泉の近くの小さな谷で、18cmのイワナを1匹追加。今日の夕食に焼いてもらう事にしました。

 日暮れの頃には雨もおさまり、青空が見えていました。翌日の予報も厳しい内容、野趣溢れる山菜とイワナの料理、そして温泉がドタバタの一日を癒してくれました。

庄川支流 翌日、九頭竜湖へ経て岐阜県に入り、東海北陸自動車道を庄川ICまで車を走らせました。こちらも川はどこも増水中。夏場は釣りにならないポイントに入ってみれば、コンコンっと切れ味の良いアマゴのアタリ、16cm程度の綺麗な魚体がタモに納まりました。久しぶりに見るアマゴは本当に美しいです。その後15cmのイワナがヒットし、時間が来たので納竿としました。

 今回は駆け足のような釣行でしたが、初めての福井県の釣行はとても興味深く、またフィールドを広げて行ければと思います。

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